お客様の息子様からご相談いただきました。
父親が高齢のため、もし亡くなった時に想定外の借金が残っていたり、保証人になっていたりすると家族が慌ててしまうので、父親が元気なうちに借金調査をして解決しておきたいとのことです。
『父親が忘れてしまっている借金や、保証人になっていないかを調べて解決したい』とご相談いただきました。
息子様のお話では、父親は昔複数の消費者金融から借金をしていて10年程前までは督促状が届いていたとのことです。
もし、今でも借金が残っていたり、他人の保証人になっていたとすると、父親が亡くなった時に家族が慌てるのが目に見えるので、父親が元気なうちに調査をして解決させておきたいとのことでした。
もちろん、ご依頼いただくときにはお父様と直接お話をさせていただき、手続きのご説明をいたしました。
まず、借金の調査について、信用情報機関(JICC・CIC・KSC)でお父様の情報を開示して頂くようお父様と息子様に開示方法を丁寧にご説明いたしました。
ただし、貸金業の登録をしていない業者から借金をしていたり、借入をした業者が債権譲渡をしたりすると信用情報開示では調査しきれないことも加えてご説明させていただきました。
約1週間後、3つの情報機関からお客様の手元に開示情報が戻ってきましたので、当職へFAXを頂きました。
確認させていただくと、JICC・CICの登録情報から新生フィナンシャル(レイク)が15年前から延滞していることがわかりました。その他の借金や保証人になっていることは確認できませんでした。
ここから、延滞している新生フィナンシャルの解決ですが、80万円ほどの残債があるため、お客様も息子様もできれば時効で解決させたいとのご意向でした。
お客様に借入からのお話を伺ったところ
消滅時効の3条件
①5年以上、一度も返済していない
②5年以上、相手業者と連絡していない
③10年以上、相手業者から裁判を起こされていない
を、ほぼ間違いなく満たしているとのことでした。また息子様はお父様と同居されていますが裁判所からの書面は見たことがないとのことでした。
すぐに時効援用の手続きのご契約をさせていただき、即新生フィナンシャルに時効援用の内容証明を発送いたしました。
時効の確認のため、約1か月後にJICC・CICを再開示して頂くと、時効処理されたことが確認できました。
お客様からは、「もし何も手続きしていなければ家族に迷惑をかけたかもしれないので、今回相談してよかった」とのお言葉をいただきました。
2020/8/15 鹿児島県/男性
1案件:20,000円(税別)~
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時効援用
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無し