以前住んでいたアパートに住民票を置いたままでしたが、事情があって今住んでいるところに住民票を移した途端、アビリオ債権回収から督促状が頻繁に届くようになりました。

「古い借金なので時効援用で解決したい」とご相談いただいた事例。

住民票を置いてある住所と違うところに住んでいますが、事情があって1年前に今住んでいる住所に住民票を移した途端、アビリオ債権回収から督促状が頻繁に届くようになったとのことです。

急に督促状が届きだしたので、ご依頼者様はかなり不安になられていました、また10年以上返済していないので早く時効で解決したいとのご希望でした。

 

ご依頼者様に

消費者金融やクレジット会社に対する『消滅時効の3条件』

①5年以上、一度も返済していない

②5年以上、一度も連絡していない

③10年以上、裁判を起こされていない

を満たしているかお聞きしたところ、

①②の条件は満たしているが、

③の条件に関して、1年前から12年前までの期間は裁判されていないのは間違いないが、現在から1年前までの期間は裁判されていないとは言い切れないとのことでした。

アビリオ債権回収の督促状には、過去に裁判をおこしている場合、裁判履歴が記載されている場合がありますが、今回の督促状には裁判履歴の記載はありませんでした。

また、ご依頼者様は住民票の置いてある住所から現在住んでいる住所に郵便物が届くよう、郵便局に転送届を出していましたが裁判所からの書面は届いたことがないとのことでした。

以上の状況から、ご依頼者様も「時効になると思うので時効援用の手続きを依頼したい」とのご希望で手続きのご契約をいたしました。

ご依頼後、早急にアビリオ債権回収に時効援用の内容証明を発送致しました。

約1週間後、「債務不存在証明書」がアビリオ債権回収からお客様に届きましたので、無事時効成立となり返済不要となりました。

アビリオ債権回収は時効の成立・不成立に関わらず書面を郵送してくれるので、時効の成否が書面で確認できます。

 

ご依頼者様からは「180万円という大金は支払えないので悩んでいましたが、時効が成立して、督促状に怯えることがなくなり本当に良かったです」とのお言葉をいただきました。

アビリオ債権回収からの督促状に「最終入金日」「期限の利益を喪失した日」などの記載があれば、その日付から5年以上経過していれば時効の可能性があります。

督促状が届いても、時効の条件を満たしている場合は、絶対に業者に連絡せず、まずは時効の主張を検討してみてください。簡単に借金を消せるかもしれません。

2020/7/10　福島県/男性

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