ご依頼者様がETCカードを持ちたくて、クレジットカードの申込をしたところ審査に落ちてしまったので、ご自身で信用情報機関CICの登録情報を開示したところ、アメックス・JCB・オリコの3社で延滞していることが分かりました。
『3社に返済する以外の方法で、早くETCカードを持てるようになりたい』と当サポートにご相談いただきました。
ご依頼者様はCICで登録情報の開示をされるまで、アメックス・JCB・オリコで延滞していることは忘れていたとのことです。
また、直近9年間は3社から請求書が一切届いていないとのことだったので、残債が残っていることを忘れてしまうのも無理はありません。
ちなみに、アメックス・JCBで延滞していると子浩法律事務所から督促状が届く場合もあります。弁護士から借金の請求をされても時効援用は可能ですので、お気軽にご相談ください。
今回のご依頼者様の目的は「3社に返済をしないで、早くETCカードを作成する」ことだったので、返済義務を消滅させる時効援用を検討しました。
実際、残債額は3社で150万円程になっており、返済することは現実的には難しいとのことでした。
当サポートとしては時効援用が可能かどうかの確認のために、キャッシング・ショッピングされた時からの状況をお伺いいたしました。
ご依頼者様から伺ったお話とCICの登録情報から、
消滅時効の3条件
①5年以上、一度も返済していない
②5年以上、一度も業者と連絡していない
③10年以上、返済を求める裁判を起こされていない
を満たしており、時効が成立している可能性が高いと思われたので、ご依頼者様から時効援用の手続き依頼をいただき、即3社に消滅時効援用の内容証明を発送いたしました。
時効援用が成功している場合、CICの登録情報が更新されるので、時効援用後に情報開示をすると時効援用が成功しているかどうかの確認ができます、今回も約1か月後、再度情報開示をしたところ3社とも時効で処理されたことが確認できました。
ご依頼者様は、まずは時効が成立したことに安心していただけました。
さらに、2か月後、クレジットカードの申込をされ、見事審査に通られてETCカードを作成することもできました。
ご依頼者様からは「150万円も返済しなくてよくなり、今までクレジットカードの審査に通らなかったげど、今回時効援用をして念願のETCカードを持てて本当に良かった」とのお言葉をいただきました。
今回のケースのように「クレジットカードの審査に通らなかった場合」「どこで借金しているか分からなくなった場合」などは、信用情報機関(JICC・CIC・KSC)で情報を開示してみると過去の借金が判明する場合があります。
もし、過去の借金が時効の条件を満たしてると時効援用の簡単な手続きで借金を消すことが出来るかもしれません。
逆に時効の条件を満たしていても、時効援用の手続きをしないと借金は半永久的に残ります。
時効援用で過去の借金を返済する必要がなくなったとしても今回のように絶対にクレジットカードの審査に通るとは言えませんが、借金を延滞している状態では審査に通り難い状況が続きます。
クレジットカードの審査に通らなかった、スマホの分割払いが出来なかった、過去の借金をきれいにしたい等の場合は、一度、信用情報を開示してみてはいかがでしょうか。
そもそも信用情報って何?、開示方法は?、情報の見方は?など何でもご相談ください。
2020/8/7 大阪府/男性
代表の菊地 省吾です。どうぞお気軽にお問合せ・ご相談ください。
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