ご依頼者様が、ご自宅を購入するため銀行に住宅ローンを申込んだのですが、審査に落ちてしまったため、不動産屋さんの勧めで信用情報機関CICを開示したら『SMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)』と『アイフル』が約12年前から延滞していることが発覚しました。
その後、ご依頼者様がSMBCコンシューマーファイナンスとアイフルに電話されて『現在の残債額がいくらになっているか等』を確認されたそうです。
しかし、「業者に電話したことを後悔し、今からでも時効援用の手続きをしたい」とご相談頂きました。
信用情報機関(JICC・CIC・KSC)に『延滞』『異動』等の情報が記載されていると(いわゆるブラックな状態)、住宅ローンにかかわらず、クレジットカード・カードローン等の審査に通ることは難しいです。
では、信用情報をキレイにするためには何をすればいいでしょうか?
結論から言いますと、『返済する』か『時効援用』するしか基本的には方法はありません。
もちろん返済すれば信用情報はキレイになりますが、時効援用の手続きをした場合と少し異なり、時効援用したほうが有利な場合が多いです。詳細はお問合せください。
債権者(貸主)がSMBCコンシューマーファイナンス(プロミス)・アイフル・アコム・レイク、カード会社等である場合、消滅時効の次の3条件を満たしている場合は、時効援用をすることにより返済する必要もなくなり、信用情報もキレイになります。
①5年以上、一度も返済していない
②5年以上、一度も連絡していない
③10年以上、返済を求める裁判を起こされていない
今回のご依頼者様は①③の条件は、ご記憶上間違いなく満たしているとのことでした。
ただ、相手業者に電話してしまっているので電話で話した内容が債務承認(借金の返済を認める等の言動)にあたる可能性があるので②の条件を満たしているとは言えない状況でした。
ですので、今回は時効の条件を満たしていない可能性があるので時効不成立になるかもしれない旨をご説明したうえで、「時効援用をせず返済する」、「弁護士等に相談して破産・債務整理等を検討する」、「時効援用をする」か、お客様に検討してもらいました。
当職の経験上、今回のケースのように相手業者と連絡している場合でも時効援用が成功したケースもあったことを参考までにお伝えしました。
ご依頼者様から、『時効不成立でも今の状況はこれ以上悪化しないし、少しでも時効の可能性があるなら手続きしたい』とのことで当サポートにご依頼をいただきました。
早急に、SMBCコンシューマーファイナンス・アイフルに時効援用の内容証明を発送したところ、約1週間後、SMBCコンシューマーファイナンスからは『契約終了証明書』が、アイフルからは『借入れ当時の契約書の原本』がご依頼者様に郵送されてきました。このような書類が届いたことにより今回の時効援用が成功したことを確認することが出来ました。
また、後日CICを開示したところ時効処理されていることも確認出来ました。
『もし時効援用をしていなければ、完済するまで8年程かかってしまい、それまで住宅ローンを組めなかったかもしれないと思うと、返済せず時効援用をして本当に良かった』とのお言葉をいただきました。
今回のケースのように、業者と連絡してしまった場合でも絶対に時効援用が出来なくなるとも言い切れませんので、業者と連絡してしまった方も、返済する前に時効援用をご検討してみてはいかがでしょうか。
2020/7/25 福岡県/男性
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