ジャックスでローンを組んでエステに通っていましたが、10年以上支払いを滞納しているとのことです。

『請求書が全く来ていないのですが、時効援用をすると支払わなくてよくなりますか？』とご相談いただいた事例。

ご依頼者様が10年以上前にエステに通われていて、支払をジャックスのカード払いにされていたそうですが、今まで10年程支払を延滞してしまっているとのことです。

また、そのカードでキャッシングもしていて、そちらも全額延滞しているとのことですが、どれくらいの金額が残っていたは覚えていないとのことでした。

 

ただ、今回のケースでは問題が1つあります、それは10年間請求書が届いていないため、ジャックスがご依頼者様に対する債権を現在も有しているかどうか分からないということです。

すでに、ジャックスが債権譲渡（借金の権利を売却する）していると、ジャックスは債権者でなくなるので、もしジャックスに対して時効援用の手続きをしても全く意味がなくなってしまいます。債権譲渡がなされた場合は、債権を譲受けた業者に対して時効援用する必要があります。

ですので、ジャックスの残債を確認するために、一度、信用情報を開示してみましょうとご提案しました。

もちろん、開示する方法も丁寧にお伝えいたしました。

 

2週間後、ご依頼者様がご自身で開示された信用情報を当サポートにFAXしてくださいました。

登録情報を確認させていただくと、ジャックスで2口（エステ・キャッシング）を10年以上延滞していることも確認できました。

また、ご依頼者様のご記憶では

消滅時効の3条件

①5年以上、ジャックスに一度も返済していない

②5年以上、ジャックスと連絡していない

③10年以上、ジャックスから裁判を起こされていない

を、ほぼ間違いなく満たしているとのことでしたので、時効援用の手続きのご依頼をいただき、即ジャックスに時効援用の内容証明を発送いたしました。

約1ヶ月後、信用情報（CIC）を再開示していただいたところ、『31.終了状況』の項目に『完了』の文字が入っていたので時効で処理された事が確認出来ました。

 

ご依頼者様は、ずっとジャックスのことが気になっていたそうですが、「これで重荷がとれた気がします、信用情報もキレイになって良かったです」とのお言葉を頂きました。

 

古い借金などが気になっているけれど、請求書が来ないので何から手をつければいいか分からない方は少なくないと思います、そういう場合は一度信用情報を開示してみてはいかがでしょうか、過去の借金がきちんと判明すれば時効援用で簡単に解決できるかもしれません。

クレジットカードの審査に通らなかった、スマホの分割払いが出来なかったなどの場合も、信用情報を開示してみてはいかがでしょうか、原因が分かるかもしれません。

そもそも信用情報って何？、開示方法は？、情報の見方は？など何でもご相談ください。

2020/2/7　福島県/女性

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