シーエスジーへの消滅時効の援用。請求書が届いた、訪問された場合の対処方法とは？

2019.9.20

シーエスジーは北海道札幌市に本社をおく貸金業者です。

原債権者【アエル・アース・クリバース・日本プラム・マルフク等】から債権譲渡を受けて（買取って）債務者に対し借金の請求をしてきます。

原債権者が消費者金融・信販会社である場合の時効の条件は次の3つです。

①5年以上、返済していない

②5年以上、業者と連絡していない

③10年以上、業者から裁判等を起こされていない。

以上の条件に当てはまる場合は時効援用で借金を消せる可能性があります。

シーエスジーからは「お知らせ」「今後予想される展開」「訪問調査のお知らせ」等のタイトルで書面が届きます、知らない会社なので架空請求と勘違いして放置せず、適切な対応が必要になります。

届いた書面に「返済期限」の項目があればチェックしてください。その日付から5年以上経過している場合は時効の可能性があります。

「返済期限」の記載がなくても「最終取引日」の記載が参考になります、その日付から5年以上経過している場合は時効の可能性があります。

なお、書面に詳細な日付等が記載されていない場合もあります、その場合でも5年以上返済した記憶がないなら時効援用をご検討ください。

安易に連絡して「一部返済した」「分割返済の話をした」等をしてしまうと、債務承認となり、今まで進行してきた時効期間がリセットされてしまいます。

また請求書が届いているのに放置していると自宅訪問してくる場合もあります。もし訪問されて間違った対応をしてしまうと時効を中断してしまう可能性があります。訪問された場合は、「借金の返済に関して一切話をせず」帰ってもらうのがいいでしょう。

以上のことから、シーエスジーから書面が届いた場合、最後の返済から5年以上経過しているならば、すみやかに時効援用することをおすすめします。